以前から組んでいた渡米日程のために島野氏の告別式には参加できなかった。悲しい別れは前夜の通夜で済ませた。
「亡くなられた島野さんに来季の優勝を報告するためにも、みっちりトレーニングを積んで、徹底的に鍛えてきます」 17日夕方。島野氏の通夜が始まる前、ひと足先に会場を訪れて、手を合わせた。壮大な目標を掲げたことで、より強くなった思いがあった。阪神で優勝する。亡くなった恩師の前で、強く誓った。
自主トレーニングでこの日渡米した藤川は参列できなかったが「亡くなられた島野さんに来季の優勝を報告するためにもみっちりトレーニングを積んで、徹底的に鍛えてきます」と広報を通じてコメントした。
「島野さんの存在はでかかった。試合で打たれたときに声を掛けてくれましたから」