同期入団の鶴も20歳を迎え「ケガなしにやって、アピールをどんどんして、1軍に上がって活躍したい」と抱負を語った。
場所は愛媛・伊予市内。阪神の杉山、伊代野、筒井の3人の投手の合同自主トレを取材した時だった。黙々と短距離ダッシュのタイム計測を行う選手たちを見ていたら
愛媛県は伊予市しおさい球場で、杉山、筒井とともに自主トレを行っている伊代野。
成績だけではなく、ひたむきな練習態度は首脳陣も認めるところだ。そして、私生活も優等生。虎風荘の山本寮長は証言する。「2軍のときでも、朝の散歩の遅刻は1回もない。試合があっても夜も練習する」。そのすべてが若手の教科書であり、お手本だ。
「アイツら若手ちゃうやろ。いつまで若手や。プロの厳しさも知っているし、一番、頑張ってもらわなアカン世代や!!」
藤川が今月、星野ジャパンで学んだキャプテン制を阪神投手内も導入するよう提案したが、それについても否定的な意見だ。 矢野「日本代表は国を背負って戦い、短い期間でいいものを出さなければダメなチーム。うちの場合、仲良しじゃ困る。チームメートを蹴落としてでもいかないとアカン。(藤川の提案する投手間の)『意見交換』といっても、あるところはナイショにするぐらいの意識がないとね」
阪神久保田智之投手(26)が15日、橋本健太郎投手(27)、渡辺亮投手(25)とともに沖縄・宜野座村の宜野座野球場で行っている合同自主トレを公開した。